2025シーズン
関西トラックフェスタ 閉幕御礼
2025.10.6
関西トラックフェスタ
オーガナイザー
山岸正教
14年目を迎えた2025シーズンも、去る10月4日(土)京都向日町競輪場での開催をもちまして無事終了いたしました。ご参加・ご観戦いただいた皆様、本年も誠にありがとうございました。
関西トラックフェスタでは、毎年春先に発表される競輪の開催日程をもとに、各競技団体の行事予定等との調整を行い、開催地・日程を決定しております。今シーズン終了にあたり、2012年度の初開催からの実績を改めて振り返ったところ、この14年間で全83戦を各地の競輪場にて開催してまいりました。そのうち43戦、つまり半数以上を開催してきたのが、京都向日町競輪場です。
京都向日町競輪場は、私自身が競輪選手として走っていた時期に存廃問題が生じ、検討委員会で「売上向上が望めず赤字となれば廃止」との方針が議会において示された経緯があります。その後も長らく「廃止」と隣り合わせの状況が続いていましたが、コロナ禍での巣ごもり需要によるネット投票の増加などもあり、方針は「廃止」から「存続」へと転換されました。
この「存続」決定の中には、「（競輪売上の向上のみならず）競輪場を自転車競技などのスポーツ振興の拠点として活用する」という文言が盛り込まれています。これは、関西トラックフェスタをはじめとする各種大会・イベントを通じた利用実績が評価された結果であり、皆様のご支援・ご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
来シーズンからは、京都向日町競輪場が建替え工事のため（予定では2029年オープン）使用できなくなりますが、他会場にてこれまでと変わらずシリーズ戦を開催してまいります。引き続きご支援・ご参加を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
